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市川亀治郎:語録 〜劇的3時間SHOW〜
10/5(月)、劇的3時間SHOWウィークが始まった。
その初日を飾ったのが、歌舞伎俳優の市川亀治郎さん。
個人的に日舞とか歌舞伎とかが大好きだから、応募開始時から絶対行きたかったし、
CoFesta2009よ、なんて気が利くんだ〜ぐらい思った。

それはさておき、亀治郎さんがとても良い語録を紹介していたので、
忘れないようにここにメモしたいし、みんなにも共有できたらと思う。

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◆身銭を払って、本物を見るべし。 (本物に囲まれていれば、自然と本物になる法則)
◆好きなことしかしない!  (好きなものが何かを問い、即行動に移すべし!)
◆武士は食わねど高楊枝、見栄を張るべし。 (いい贅沢、ためになる贅沢をしなさい。一点豪華。)
◆宵越しの金は持つべからず。 (仲間と自分に投資すべし。)
◆車はベンツ、新幹線はグリーン車、飛行機はビジネス以上。 (自分を立するために、見られている意識を高めるために乗る。)
◆健康は才能! (一に健康、二に健康、三四もなくて、五も健康。)
◆食こそ命! (食事には一切ケチらない。)
◆本を読め。 (他の体験から学ぶべし。時間は有限である。)
◆熱しやすく、冷めやすい、飽きの法則。 (即座に次に向かうべし。)
◆型を基礎を固めるべし。 (「型破り」と「型なし」を取り違えるべからず。)
◆真似こそ学び (とことん真似れば個性へと進化。)
◆出る杭になれ! (突出すれば、むしろ天然記念物としての価値が生まれる。)
◆間(魔)がすべて。
◆とりあえず言う、とりあえずやる。言霊の法則。 (すべて肯定!否定はない!)
◆現場では、仲間・スタッフと仲良くしよう
◆古典に真実あり。 (時代を超越する古典は最長のヒット作。)
◆ワクワクすることをしよう。 (ワクワクは自分の感度センサー。)
◆裏を読め。 (表があれば裏もある。成り立ちを学ぶ。)
◆情熱を忘れるな。 (感動(熱をもった波動)のみが人を動かす。)
◆情けは人のためならず。 (困った人がいれば進んで助けるべし。)
◆固定観念は捨てるべし! (柔軟さ、しなやかさこそが最強である。)
◆直観力を信じるべし。
◆金は天下の回りもの。 (お金は人に使うもの。お金や名誉は後からついてくる。)
◆責任をとる。
◆集中力!!
◆Always脱力。 (力を出すには力を抜くこと。)
◆流行には乗らない。 (不益有効。)
◆電磁波は浴びない。
◆天の邪鬼であれ。 (独立自尊であれ。)
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それぞれの語録を一行で記すと、そこにある彼のエピソードが見えないので誤解を招く部分もあるのかもしれない。
彼は育ちも勿論よく、お金や食などの語録も多く出ているが、これは決して育ちや家柄云々での話ではない。
彼は弁もよくたち、非常に人の心を掴むのも上手だ。それに勉強家であることがよく伝わってきた。
この語録のいくつかは、自分が他人から教えていただいた言葉も多く、人とのコミュニケーションや、「学ぶ」、
ということを決して煩わしく思わず、追求する人だ。

3時間の講演も結局3時間半はたっぷりとお話され、この講演は時間以上の利得があったと私は思う。
これで1冊の本ができちゃうよってくらいのボリューム、実のある話をされた亀治郎さんにあっぱれでした。


| yoko | Culture | 15:11 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
歌舞伎座にて「盟三五大切」を観る。
 東銀座に在る歌舞伎座が来年2010年の04月で閉幕する。
もちろんその後には素晴らしい複合施設ビル型の新しい歌舞伎座が誕生するわけだが、今の趣の歌舞伎座は失われてしまうわけだ。
ということで、現在歌舞伎座ではさよなら公演が行われている。

社会人になってから舞台の面白さに目覚め、可能な範囲で足を運ぶ様にしている中でも、歌舞伎は10本程度は見たろうか。自分としても結構好きなんだなぁと再確認。

今回のお話は鶴屋南北作の「盟三五大切」
話の内容はallaboutの歌舞伎ガイドさんが「南北ならではの面白さ『盟三五大切』。」として丁寧にまとめていらっしゃるので割愛。

超簡潔に話すと。

三五郎というチンピラが、妻の小万をたきつけて、浪人の源五兵衛に一芝居うって、まんまと金を巻き上げた。
巻き上げられた源五兵衛は叔父から無心された大切な金を失い、三五郎一味に復讐を実行、遂に三五郎の屋敷を突き止め、小万と三五郎の赤子を惨殺。
三五郎は未だあった事のない主君が仇討ちに参加する為の費用に使ってもらう為に金を源五兵衛から巻き上げたのだったが、実はその未だあった事のない主君こそが、源五兵衛だったというお話。

話の内容が二転三転するなかなか面白いシナリオなのだが、場面転換によっての強弱が激しく、笑える展開のお芝居の後に、妻子を惨殺するシーンがあったりと、かなりバイオレンスにあふれた内容。
そのバイオレンス部分を担うのは、大切な金を騙し取られ思いつめたあまりに次第に狂っていく源五兵衛なわけだが、その役を片岡仁左衛門(孝夫)さんがド迫力で演じている。
対してその敵役、チンピラの三五郎を演じる尾上菊五郎さんの芝居はまた軽妙で観ていて気持ちがいい。
幕をおうごとに重く静かにそれでいて鬼気を感じさせる片岡さんの台詞回しに対し、チャキチャキっとした江戸の男を尾上さんが小気味良く演じ、とても好対照。

2006年、国立劇場で観た「曽我梅菊念力弦」以来にずずっと引き込まれた良い舞台だった。

全てが完全に映像化された映画を見るよりも、表現を感じ取って脳内補完しながら観る舞台の方が最近観ていて楽しめる気がする。
全部を与えられるよりも要素を与えられて観る者の想像で更に楽しさを増す事ができるような。

うーん。
なんかこれも表現のヒントになりそうな気がするんだが。
| turbo10 | Culture | 22:46 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
【OROCHI!@神宮】チャンバラ×オーケストラ
〜秋の夕暮れ、神宮の社で出会う〜

ショーウィンドウはじめ、少しずつ街が秋色に変化していく中、
明治神宮内@神宮会館にて、文化を感じるイベント「OROCHI!」へ行ってきた。

10/18〜始まった、東京国際映画祭JAPAN国際コンテンツフェスティバルの提携企画。


JAPAN国際コンテンツフェスティバルは、日本が誇るゲーム、アニメ、マンガ、キャラクター、
音楽、映画といった、コンテンツ作業に関わる各種イベントが連携して開催する
世界最大規模の統合的コンテンツフェスティバル。

今回のOROCHI!はオリジナル企画として、
バンマツこと剣戟王、阪東妻三郎の傑作:チャンバラ映画「雄呂血」を
チャンバラ×オーケストラで楽しむというもの。

何がすごいって、

一、西洋チャンバラ×三味線

北京五輪フェンシング男子初の個人銀メダリストである、
太田雄貴さんによるスペシャルパフォーマンス。

初めてフェンシングというものを見たが、
剣の先で互いの心理や攻防をさぐりながら、
ベストのタイミングに突きを入れる場面や


 

果敢に攻めるだけでなく、あえて自らが一瞬引き、
隙をつくることで相手の隙を誘発する姿に、

やられた。

二、無声映画+オーケストラ+弁士



雄呂血という傑作を名前でしかしらなかった私にとって、
初めての鑑賞を初の試み企画で見れたことは贅沢だったかもしれない。



スクリーンに流れる無声映像に、作曲家・サキソフォン奏者の清水靖晃氏が、
この映画のためだけに曲を生み、自ら率いるオーケストラで生演奏。

に、加え、

弁士、声優など様々なジャンルでで活躍する坂本頼光氏の
一人何役か分からぬほどの、役者ごとに声を使い分けた雄弁さに、

やられた。

三、明治神宮×日本映画×オーケストラ×フェンシング×弁士×三味線

この組み合わせは何だろう。
明治神宮という場に、これらが織り成す音や雰囲気を紡ぎ合わせるということ。
今までにないこの組み合わせ。



日本文化にオーケストラやフェンシングといった西洋文化を加える。
そのことへ矛盾や憤りなどを一切感じることはなく、
綺麗な水に出会ったような、清清しさ、
重厚感溢れる美しさに、

やられた。


四、雄呂血 口上

この作品は始まりと終わりに同じ口上がくる。

世人・ならず者と称するもの、かならずしも真のならず者にあらず。
善良高潔なる人格者と称するもの、かならずしも真の善人のみにあらず。
表面善事の仮面をかぶり、裏面に奸悪を行う大偽善者。
また、我らの世界に数多く生息することを知れ。



表面の美しさ、体裁のよさで、人をはかることはできない。
内潜めるところにこそ、真の姿があることを忘れてはいけない。
そして、残念ではあるが、そのような者が存在することも忘れてはいけない。

完全にやられた。
神宮の社の中で、ただ胸に染みました。
| yoko | Culture | 12:10 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
【BRAZIL】表参道ヒルズ×外苑前=映画×音楽×キリスト and more...
2008年は日伯交流100周年、日本の真裏に位置するブラジル。
ブラジルというと、どんなイメージを持ちますか?


「高級品をつければ、すぐにとられる?」「どちらかというと貧しい?」「サンバとかサッカー?」
よく耳にするのがこの辺りかと思うけど、

ブラジル人の建築・インテリアなどのARTやジュエリー、ファッションを見ると、
色彩感覚をはじめ、日本人には真似できないセンスがある。

最近ではVOGUEやELLEなどの雑誌でも取り上げられたり、
実はとても魅力的な国で、物凄く刺激を与えてくれる国。

って改めて感じるイベントに週末行ってきた。

『ブラジル映画祭2008』&『BOSSA2008』

10/10〜13まで@表参道ヒルズで、『ブラジル映画祭2008』が開催された。
ブラジル文化の啓蒙と日本との交流を深めることを目的に2005〜始まり、今年で4回目。

 

各日ブラジル映画の6作品中、3作品ずつが上映された。

労働階級などの格差をテーマにしたものから、夫婦の性が入れ替わるコミカルなものまで、
バラエティ豊富なラインナップ。日系ブラジル人はじめ、多くの人で会場は溢れていた。


映画のネーミング含め衝撃的な面白いものもみつけたので紹介。

「下水って、匂う。」
監督: エイトール・ダーリア
出演: セルトン・メロ / パウラ・ブラウン
ブラジル, 2007年, 95分, カラー

骨董店の店主が、とある女性のお尻に魅了されてから人生が狂いだすという、
当然R-18指定に納得。という感じだがジャンルはコメディー指定。
誰もが実はもっている"人間の影の部分"を"下水"にたとえている。

今回のイベントポスターを見ても、ブラジルの色彩の鮮やかさを感じ取ることが出来るが、
会場の細かな部分にも見受けられた。例えば、アンケート用のボード。


なんて気配り・・・というよりもこの色彩感覚は彼らにとって当たり前なのかもしれない。

そして同時期に開催されたもう1つのイベントが
『BOSSA2008』青山でボサノヴァ

なんと日伯交流100周年だけでなく、ボサノヴァがブラジルに誕生して50周年!

というのを機に、原宿教会・avex本社前・ラ メゾン ドゥ タカギ青山店
オラクル青山センター・レクサスギャラリー・CIプラザの6拠点にて、
ブラジル音楽を愛するアーティスト達のLIVEが聞けるというもの。
青山〜神宮の街をフラフラしていれば、どこかしらで楽しむことができる。

青山・外苑前・表参道・神宮前・・・最新ファッション発信地とも言えるポイントを
完全にジャックした街フェス。後援、協賛、協力をみても名だたるところばかり・・・。

中でも物凄く圧倒されたのがこれ。
ORACLE本社ビルの壁一面にコルコバートの丘のキリスト立像が出現!!!
ブラジルを代表する立像が実物大で、夜限り、プロジェクター投影された。


坂本龍一が代表をつとめるmore tressとの協力で、
キリスト像を投影する際にプロジェクターが排出するCO2をオフセットしていたという。

このような形で「カーボンオフセット」が行われるのは、だいぶ悪くない。
"環境"や"エコ"の語を前面に出してオフセットへ誘うことも大事ではあるが、
今回でいうブラジル・ボサノヴァイベントだったり、何か私たちを楽しませながら、
オフセットを啓蒙していくことは、一番ナチュラルで、入ってきやすいと思う。

ブラジル映画祭に続き、イベント終了後の紹介になってしまうのが残念だが、
来年も映画祭は開催されると思うし、ブラジル映画をレンタルするのも良いと思う。

とにかくブラジルというものは奥が深く、幅も広い。
丸一日の飛行機に乗っても訪れてみたい国。
日本からはJALのみ直行便も出てるし・・・。

この機会に「ブラジル」をググってみるのもいいかも。「あ、これも」がたくさん出てきます★

ちなみにyokoが大好きな・・・
<夏に大HITしたビーチサンダル> <世界中で大HITシューズブランド>


<ブラジル料理では有名なバルバッコア>

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ブラジル映画祭2008
http://www.cinemabrasil.info/fcb2008/jpn/default.html

BOSSA2008
http://www.bossa2008.jp/index2.html

| yoko | Culture | 10:12 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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