よく使われる比喩だが、総じてWindowsパソコンは、車でいえばベストセラーのトヨタ・カムリであり、AppleのMacはポルシェのような高級車である。ポルシェの販売台数は、カムリに比べればほんの僅かにすぎないが、それはローエンド価格帯のモデルがないからだ。しかし、一方でポルシェは、1台売るたびに高い利益を得て、高級ブランドを維持している。もしポルシェが低価格車を売り始めれば、多くの台数を捌けるだろうが、それはもはや、われわれの知っているポルシェブランドではない。
とにかくMacは安くてはいけないのだ。
安っちぃMacなんて誰も求めていないのだ。
(といいながら、一番最初に買ったMacはファミリー向けMacの「Perform5220」だったけど。)
一般論で語られて定説のようになってしまった議論をもう一度俯瞰で見直して疑ってかからないと、なんだか時代遅れの人とか、知ったかぶりな人に思われてしまう。
我々みたいな業種の人は提案する側の人間なので、ここらへんは本当に気をつけたい。
間もなく正式リリースされるFirefox の最新バージョン Firefox 3.5(コードネーム= shiretoko)のキャンペーンサイト「Discover Shiretoko」が、Mozilla Japanと知床財団のコラボレーション企画として公開された。
同サイトは、コミュニティに支えられる Mozilla とボランティアの力で支えられている知床財団のストーリーを併せて読めるコンテンツを公開することで、それぞれの理念や活動について多くの人に認知してもらう機会を設け、未来の環境を変えるのは、ひとりひとりの力であることを広く訴えかけることを目的としている。
また、同特設サイトでは「バナーの樹」と名付けられたキャンペーンバナーを配信している。このバナーは従来のバナーとは異なり、バナーの中にある樹が誘導数に応じて日々育っていく。ブログやサイトにバナーを貼った人々の繋がりは、 「Discover Shiretoko」と連動する「interFORest」というプロジェクトのサイトにて、知床をモチーフにした大地に広がる樹として視覚的に確認でき、サイトを訪れた方人にも楽しめるようになっている。
この「interFORest」プロジェクトをMozila Japanと共同で手がけているのが、慶応義塾大学の筧康明研究室。
知床 x FireFoxの読み物コンテンツの強引さも、あまり気にならないエディトリアル力。
ボランティアの力で広がったFireFoxの強みはその清清しさ。
直球のコミュニケーションできちんとその目的と役割を伝えても、ゆがみの無い足腰の強さ。
FFが出た頃からのユーザーではあるが、最近はあまり積極的にFFを使っていなかったが(Chrome先生が・・・)また使おうかなと思い起こさせる良質のコンテンツ。
是非一度お試しあれ。